• 2016/6/28

世界中のクリエイターが集う動画製作プラットフォームサービスCrevoが起こす革命とは!?

企業訪問特集
世界中のクリエイターが集う動画製作プラットフォームサービスCrevoが起こす革命とは!?
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世界中のクリエイターが集う動画製作プラットフォームサービスCrevoが起こす革命とは!?

 

くまみです。

今回は、動画・映像制作に特化したクラウドソーシングサービス『Crevo(クレボ)』を運営するCrevo株式会社さんを取材しました。

 

代表取締役の柴田憲佑さんにお話を伺いたいと思います。

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事業内容を教えてください。

世界中のクリエイターと動画を制作したい企業を繋ぐ、クラウドソーシングを活用した新しいオンライン動画制作プラットフォームの運営、Webマーケティングに活きる動画制作を行っています。

2012年の創業当時はPurpleCow株式会社という社名でして、デザイン特化のクラウドソーシングサービス「designclue」を展開しておりました。2014年3月にクラウドソーシングの動画制作プラットフォーム「Crevo」をスタートし、2015年の2月にCrevo株式会社へ社名も変更しています。

 

Crevoという社名の由来を教えてください。

“CreativeをRevolutionする”というところからCrevoという名前にしています。我々は動画映像制作を仕組み化することで、「伝える」ことや「表現する」ことに革命を起こし、豊かなビジュアルコミュニケーションを取り合える社会を作り出したいと考えています。

 

創業経緯を教えてください。

創業経緯はいくつかあります。

1つは実家の影響でしょうか。

実家が名古屋で精肉店を営んでおりまして、幼少期から商売人のマインドは、祖父や父に叩き込まれていました。商いはとても好きですが、その時から、いいものを作るだけでなく、いいものを広める手伝いがしたいと思うようになりました。と言いますのも、祖父や父は良いものを作れば消費者は手にとってくれるという職人気質のところがあったのですが、私自身は、いいものを作るだけでなく多くの人へきちんと届けたいと思っていたんです。

2つ目が、留学経験です。

幼少期からアイスホッケーをずっと続けておりまして、国体出場経験もありますし、U18日本代表候補でもありプロになりたいと思っていました。
そのアイスホッケーでカナダ留学を果たしまして、そこで、世界中の人たちと同じチームでプレイする面白さを体感しました。特徴や強みを補完しあって、組織として強くなるというのは実感しましたね。

大学進学で日本に戻り、2年生までは引き続きアイスホッケーをしていましたが、ビジネスの勉強もしたいと思い、ビジネスコンテストやインターシップに積極的に参加しました。DeNAでインターンシップをしたことは非常に大きくて、そこで、BtoBのマッチングビジネスを初めて体感して、インターネットのマッチングの事業に興味を持ち、いつか自分でもマッチング事業をしたいと思うようになりました。

3つ目が、30年後の世の中について必死で考えたことです。

実際に就職したのは、ソフトバンクテレコム株式会社です。そこでソフトバンクアカデミアに入学し、孫氏を始めとする起業家から刺激を受けました。

ソフトバンクアカデミアの講座の中で、30年後どういう世の中になるか考える機会がありました。必死に考えた結果、日本の高齢化、少子化から労働人口が減少し、日本経済の衰退が1番大きな問題になると予想しました。どうにかして労働人口をカバーするか考えた時に、世界中には日本で求めるプロフェッショナルな人材が多くいて、その中には、仕事がしたいと思っている人もたくさんいる。であれば、世界中の人とコラボレーションする場を作って上手く巻き込んでいくことができれば労働人口の問題も解決し、面白いビジネスが起こせるという考えに行き着きました。

 

ソフトバンクテレコムを辞めるタイミングでは先ほど申し上げたような内容で何となくビジネスモデルのビジョンはありましたが、それを元にスタートアップメンバーで議論を重ねながら少しずつ形にしていきました。そこでできたのがdesignclueなのですが、ソーシャルメディアをはじめとしたオンライン上でのコミュニケーションが増え、動画再生環境が充実したため、すべての人が気軽にコミュニケーションがとれる社会を目指して、動画制作プラットフォームサービスCrevoをスタートさせています。

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Crevoの特徴・強みを教えてください。

強みは大きく2つあります。

1つが、世界中100以上の国と地域にいる2,500名のクリエイターの中から、お客様のご要望に合う最適なクリエイターをご提案できることです。

もう1つが、海外クリエイターとのコミュニケーションや制作進行における社内スタッフ(バイリンガル)を含めたプロジェクトチームを発足することで、クライアントとクリエイター両者にとってよりスムーズな動画制作ができることです。

その他の特徴としては、オリジナル制作システム「Basecamp」により実現する、コストバリューの良い価格であること、制作スケジュールが明確であること、また、Webマーケティングにおける動画広告の提案においても強みをもっていますね。

 

最低価格が29万円(80秒/アニメーション)から制作でき、従来の動画は60万円〜数百万円が相場ですので比較すると安価です。

制作スケジュールは、初回のヒアリング日を設定すると、制作スケジュールと今後のアクションが自動で生成されるため、制作の全体像が明確になりまして、企業様からもクリエイターさんからも非常に好評です。

 

どのようなお客様が多いですか?

現在、約500社の企業様とお取引がありまして、スタートアップ、ベンチャー企業から大企業まで様々です。

 

面白い事例もあります。

京都大学の学術研究支援室(KURA)様の例ですが、そもそも大学は、研究を明かす手法が論文しかなく、論文となると専門家でないと理解が難しかったんですね。
国費を使って研究しているということもあって、一般の方にきちんと理解をしてもらうという使命を背負っていました。加えて、企業と連携していくことや研究費を調達していくという責務もありますので、どうやったらこの研究を分かりやすく伝えるのか課題に感じていました。今回は90秒バージョンで、短く、そして分かりやすい形で実現しています。


こちらは英語で作成されていますが、日本だけでなく、世界中に伝えていきたいと考えています。
国内のクリエイター44%、海外が56%と約6割が海外のクリエイターですので、その特徴を上手く活かしながらこうした取り組みは増やしていきたいと考えております。

 

動画の傾向を教えてください。

動画広告は2020年に2000億円の市場になると言われています。

昨年は、弊社の中でもスタートアップやベンチャー企業でアプリの紹介動画やプロモーション動画を制作したいというニーズが多かったです。

あるスタートアップ企業のコンテストでは、登壇企業8社のうち、6社がCrevoで動画を制作してプレゼンしていて、それはすごく嬉しかったですね。海外の企業もほとんどが動画でプレゼンをしていました。

今年に入ってから、事例として広がっているのが、大手企業の利用です。

テレビ東京様のオンデマンドサービスを紹介する動画です。Facebook動画広告として30秒動画を5作品制作し、A/Bテストをして効果分析をし、CPAを22%下げることができました。

 

これまで、販促に色々仕掛けたいと思っていても、手間もかかりますし、予算の関係上、1年に1度しか実施ができないという大手企業さんもいらっしゃいました。それを我々に任せていただいたことで、1年に1度だった施策が毎月できるようになりました。

これは1つの事例ではありますが、大手企業で宣伝費という形でしっかり予算を持っている部署以外の部署、例えばCSRとか、営業企画とか、店頭販促チームとか、そういう部門から直接相談いただいて、様々な課題に対して一緒に動画を制作していくというようなケースが増えてきています。スタートアップ、ベンチャー企業だけでなく、大手企業もクラウドソーシングサービスを使って、店頭キャンペーンなどでもフル活用いただけるようになりました。

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今後の目標を教えてください。

Crevoとしての目標は、2つあります。

1つが、「仕組みを変えて動画をすべてのひとへ あらゆる人に動画の可能性を広げる」ことです。動画制作を仕組み化し、Crevoだけでなく競合も含めた動画制作会社が動画を効率よく作りビジュアルコミュニケーションをより取りやすくなる社会を作り出したいと考えています。

あらゆるお客様の要望に応えられるように、制作スケジュールや料金を明確にし、ご利用いただきたい形式、金額で提供していくというのは掲げている目標です。
合わせて、映像制作会社さんや広告代理店さん、見方によっては競合になるような会社になるのですが、動画をより効率よく作る手段を提供していきたいなと思っています。映像制作会社さんの制作効率があがることによって、彼らが自社の価値をより多くクライアントに対して提供していけるようになるとそれが業界としては盛り上がっていくのではないかなと思っています。

 

今のクライアントが国内の企業さんなのですが、クリエイターさんも世界中にいますので、世界展開も視野に入れています。
もう1つが、クリエイターの働き方の多様性を更に提供していくということです。
現代社会を取り巻く環境の変化に合わせて働き方が多様化し、非正規雇用労働者が働く人の3人にひとりを占めるまでに拡大してきました。クラウドソーシングビジネスは2016年度の予測は950億円規模となっており、働き方の多様性に合わせて在宅ワーカーやフリーランスを取り巻く環境の整備にも注力しています。当社はクラウドソーシングを活かしCrevoに参画する世界中のクリエイターとともに映画やドラマといった高品質な動画が求められる仕事においても積極的に取り組み、動画映像製作業界の新しい働き方を提案したいと考えています。

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※Crevoさんのお花見に登録クリエイターEmanuel氏がはるばるアルゼンチンから来日し、参加!

crevo room

※社内の壁には登録クリエイターさんの絵がたくさん!

 

柴田さんの個人的な夢はありますか?

創業経緯のところでもお話ししましたが、実家は下町です。なので、地方にある美味しいものとか優れた製品とか、そう言った眠っているようなモノや食を映像化することによってより多くの人に知ってもらうきっかけ作りというのはしていきたいなと思っています。

それによって、最近だと訪日外国人の方が見つけて買いに来てくれるだとか、どこかの国で流行ったりしたらいいですよね。

映像は、言葉が必要ありません。そういう意味で、非言語コミュニケーションの現在ある中では1番の方法だと思うので、それをいかに有効活用していけるようにするのかという部分では、結果的にCrevoで実現しようとしていることになるのですが、個人的な夢にも繋がっています。

 

 

柴田さんありがとうございました。

 

Crevoさんは、映画・ドラマ制作を手掛ける SKY CODE株式会社さんと業務提携し、ソーシャルシネマ『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』のCGアニメーションを製作しています。

これは新しい取り組みですね!!!

 

Crevoさんの今後の展開にも期待です。

 

 

 

 

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