• 2014/6/24

金融サービスなのに温かい!? 決済の新手法を生み出したコイニーさんのオフィスを訪問!

企業訪問特集
金融サービスなのに温かい!? 決済の新手法を生み出したコイニーさんのオフィスを訪問!
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金融サービスなのに温かい!? 決済の新手法を生み出したコイニーさんのオフィスを訪問!

 

くまみです。

今回は、決済の新手法の先駆けとなった、コイニーさんのオフィスを取材できるということで…

恵比寿にやってきました〜!!!

 

入り口です! SONY DSC

開放感があります。 SONY DSC

休憩中にビリヤードをやるのでしょうか。

おっしゃれ〜 SONY DSC

コイニーさんのロゴ。ロゴの意味は…後ほど。 DSC_0007

こ…これは!?

なんと、可愛いふせんアート!

コイニーさんのオフィスで、切りグラフの瀬川さんによるワークショップが先日まで行われていたんですよね〜。 その、瀬川さんの作品です!

これがふせんだなんて驚きです。 SONY DSC

わーー! SONY DSC

DJブースもありますー!

 

会議スペースあれこれ。 会議室C (1)

緑のある癒し系な会議室。 会議室B (2)

お座敷もあるんですね〜。

さて。

 

本日Coiney(コイニー)についてお話いただくのは、代表取締役社長の佐俣奈緒子さん。 佐俣様

若くして会社を立ち上げ、ここまで成長させたこれまでのお話が気になりますよね!

 

では、早速、インタビューさせていただきます。

 

日本のインターネット・ものづくり・金融業界の中でのコイニー様のイノベーションを教えてください!

我々でいうとモバイル・インターネットサービスとハードウェアを含めたものづくりと金融サービスを一社で全てやるというのは会社の形態としては新しいと思います。

これまでは、インターネットとものづくり、あるいは、インターネットと金融という組み合わせはありましたが、この3つを揃えたサービスは、過去、クレジットカード業界においても、インターネット業界においても、誰も取り組んでこなかったことなので、全部合わせてワンストップのサービスとして我々が提供することは、会社のつくり方としてはユニークかなと思う部分です。

Coineyって、クレジットカード決済のサービスなのですが、最初から、あまり堅苦しいサービスにはしたくないなと思っていました。決済って、社内では日常で使うのですが、一般用語としては使わないし、難しい言葉ですよね?  金融って聞いても、堅そうだったり、ドライだったり、近づきにくいイメージがあるので、柔らかさ、親しみやすさっていうものに注力して会社を作ってきました。しかし、サービスとしては、金融業をやっているので、システムはきっちり、セキュリティー面でも自信を持ってサービスを提供しています。

 

柔らかいイメージ…確かに、このCoineyの形状自体、柔らかいというか可愛らしいイメージですよね?

そこも意識されて作られたのですか?

形状についてはかなり意識しました。

ロゴ→アイコン→リーダーという順番で作っています。

ちなみに、会社の名前とサービスの名前ですが、もともと会社の名前とサービスの名前を一つにしようと思っていたので、お金を扱うサービスをやりたい、そして、ぶらさないようにしたという気持ちを込めてcoin+moneyを組み合わせた造語のCoineyにしています。

coiney_logo_20120203_bg_white

アイコンですが、これは、『カスタマー』という意味があります。

我々からすると、このカスタマーには2つ意味があると思っていて、このリーダーを使っていただくお店と、その先にいるエンドのユーザーさんです。その間に我々コイニーがいるという意味で、ロゴとアイコンはこういうデザインになったと…デザイナーが言っておりました(笑)

そのあと、リーダーを作ったのですが、リーダーっていろんな形に作れるんですよね。

四角だったり三角だったり。ただ、もともと金融サービスにはクールな印象を感じていて、そうなると、直線ってすごくシャープに見えるので、曲線で作りたいな。曲線で作るなら「まる」が候補にでてきて、かつ、形を覚えてもらいやすい「白いまる」にして、「白いまるいの」という言い方をされても、それで認識されるのもいいかなと思ってこのリーダーになったんです。 coiney_pr_photo2nd_iPad_transparent_rgb

あと、柔らかさで言うと、手の上においても痛くないように、かどばった部分を全て削りました。

見た目の印象として、アイコニックにしたかったので、印象的になるように淵を削ったり。あと、個人的に決めていたのは、お客様にも見えるものですし、持ち運ぶものでもあるので、ポーチやカバンに入れた時に、自分の所有物の一つとして持っていても、悪い気分にならないというのが最低ラインだと思っていたので、デザインにはこだわりました。

使うのは、お店の人だったり、個人でビジネスされている人なのでビジネス用途なのですが、プロダクトとしては、限りなくコンシューマーサービスに近いトーンで作りたいと思っていましたし、そのくらい多くの人に使ってもらうのって、どうしても、業務用端末みたいになってしまいますよね。それが嫌だったので、デザイナーにいろんな要望をしていました。

 

佐俣様2

Coineyの人気についてどう思っていらっしゃいますか?

まだまだこれからだと思っているのですが…、 要因の1つは正直、タイミングが良かったということです。ある意味狙った部分があるのですが、会社をはじめてから、サービスを出すのに1年間かかりました。 とにかく準備期間がすごく長かったんです。本当はもっと早く出せると思っていました。 ただ、1年潜んでいたかというとそうではなくて、前め前めに情報を出していく中で、我々の存在を知ってもらうということをかなり意識的にやっていました。

タイミングをみて世の中に出ていくっていうところと、世の中へサービスを出す時にお客様に対して価値あるサービスを作れていたことが、スタートラインとして間に合ったというところ含めて、タイミングが良かったと思っています。

 

後発の似たようなサービスが出ていることに関して、どう思われていますか?

個人的にはポジティブにとらえていて、新しい市場をつくるときは一社で作る方が難しいと思っています。 複数社出てきて、競争の中で市場が作られて行く方が、健全だと思っているのでポジティブに捉えています。今回の我々が行っているサービスは、既存のルールを一部壊したり、改善したりするので、どうしても我々だけでは声が届かない。ある意味競合のサービスは大資本だったり、経験がある中でサービスを行っていらっしゃるので、我々だけが声をあげるのと、力のある複数社が声をあげるのとでは、社会に対する影響力も違います。全体のルールが変われば、我々も享受できる。

一方で、市場全体を考えたとき、現金市場というものが、カードに置き換わったり、キャッシュレスな世界にしていきたいと各社思っているはずです。

日本はGDPが約300兆円、55%が現金でクレジットが13%。非常に大きな市場の中で、本当の競合は、横の競合より現金。あるいは現金を使っていらっしゃる中小企業さんが向き合う先だと考えています。

 

佐俣さんは米国企業にもともといらっしゃいましたが、海外だと現金よりカードの方がよく使われますよね?

アメリカに1年半弱住んでいましたが、使うのはほとんどカードでした。GDPの話でいくと、クレジットカードやデビッドカードでの支払いが50%超えていて、アメリカで生活していると使えて当たり前。日本は現金のほうがいいんじゃないかという意識がなんとなくあったりもするので、国によって差があるなと思ってます。

日本に海外のお客様が来た時にも、カードが使えて当たり前というところが多い方がいいと思います。自分もそうですが、海外の通貨って価値が分からなかったりします。よく分からないからとりあえず、大きめのお金出したら小銭がいっぱい返ってきたとか(笑)

日本はATMの国際対応が遅れていて、海外の方、特に欧米からのビジターがいらっしゃったときに自分の銀行口座から現金を引き出すのが難しかったりします。現金は引き出せないし、カードも使えないというのは一つのデメリットにもなります。使える場所を増やすという面で我々にできることはもっとあると思います。

 

Coineyのホットな話題を教えてください?

先日「バーコードスキャン」機能の提供を開始しました。

バーコードスキャン

後から、返品したいというお客様がいらっしゃったときに、返品対応って大変だったりするんです。

通常は、商品名や金額を入れて調べることができるんですけど、同じものが重なっているとデータ抽出するのが大変困難なのですが、これは、カメラを使ってダイレクトにそのレシートに記載しているものがどの取引きだったのか表示することができます。

毎日、何十件、何百件と決済するので、膨大な決済情報があって、そこから検索するのがまず大変。それに、返品するお客様も若干フラストレーションがありつつ、お店側もそのオペレーションが大変でメンタル的にも負担になります。そこを一気に解決して、コミュニケーションコストやメンタル的な負担を削減することができるようになりました。

 

実際にバーコードスキャン機能を見せていただきました!

SONY DSC

操作はとっても簡単! まずは、クレジットカード決済。(購入時) SONY DSC

特殊なバーコードつきのシートが印刷される。(購入時) 返品したいお客様がいらっしゃった場合… SONY DSC

バーコードをカメラ機能で直接読み取るだけ! SONY DSC

操作はこれだけ! 簡単です! 誰でも簡単にそのレシートがどの決済状況だったのか把握することができるので、統一したサービスを提供することができますね。   この機能は、エンジニアさんからの提案だそうです! ユーザー目線で「あったらいいな」ということで気付いたらエンジニアさんが特殊なバーコードまで生成して、機能に組み込んでいたとのこと。

各々が意見を出し合い、いいと思うものはどんどん提案して改善している様子が目に浮かびます。

 

働くことや働き方についてはどのように考えていますか?

働いている時間って、1日の中で、すごく長いので、どうせやるなら楽しくやりたい。楽しいって厳しさもあるんですけど、やりがいのある働き方ができる環境を提供したいと思っています。 個々がプロフェッショナルになってほしいなと思っているので、ルールを細かく決めるるというよりは、全員が共通認識を持ったうえで、裁量をもって働いてもらえる状態にはしたいと思ってます。

例えば、エンジニアやデザイナーだったら、きちんと納品物やスケジュールがあってそれを満たすためにどうやってやると効率がいいかっていうのは自分たちで考えるという組織にはしたいと思っています。

 

最後に…

世の中に、ますますCoineyが増えていくと思うのですが、5年後や10年後はどんな社会にしたいと考えていらっしゃいますか?

10年ぐらい先のことでいうと、現金を伴わないお買い物や取引が増える社会にしていきたいと思っています。ポイントカードとかも含めてお財布の中身って意外と減っていない、むしろ、カードって増えていると思います。個人的にはもっと便利に支払う方法はあると思うので、キャッシュレスを促進する会社にしたいと思いますし、それに付随する機能は提供していきたいと思っています。

 

現金もないし、カードも使えないし、このお買い物は諦めよう…という経験、私もあります。

カードが使えると、店舗側も機会損失が減少するし、お金の管理が楽だし、泥棒の心配もなくなりますよね!(笑)

こうして世の中は便利になっていく~。

 

 

「社員がいるスペースもご案内しますよ!」

と嬉しいお言葉をいただき、お言葉に甘えて社員さんが働くスペースに案内していただきました。

SONY DSC

緑が多いスペース。 こんなところにいると、心が落ち着きます。

 

ちょっと、話しかけてみちゃおっかな〜

 

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リードデザイナー 松本隆応さんです。 (創業メンバーさんです!)

 

お仕事内容を簡単に教えてください。

Coineyのデザイン全般を担当しています。クレジットカードを読み取るためのアプリケーションのインターフェースだったり、ユーザーの方が、決済管理や引き出し処理を行うWebの管理画面だったり、プロモーションするにあたってのパンフレットだったり、また会社のブランドに関わるデザインも携わってます。

 

デザイン面でのコイニーのいいところを教えてください。

デザイン面で最初から意識しているのは、ブランド自体が人間的であるというところです。 キャッチコピー1つにしても、口語体にしてフレンドリーにしたり、表面的なデザインを柔らかいイメージにしたり。それを蓄積していくと、他とは違った見え方になってくるので、段々とコイニーらしさが出てくるようになったかなと思っています。

 

SONY DSC サポートチーム マネージャー 木代大輔さんです。

お仕事内容を教えてください。

店舗様の問い合わせ対応や、Coineyをスムーズにお使いいただけるように案内する仕事をしています。 前職も似たようなことをしていて、カスタマーサポートをしていました。 従来のクレジット決済端末とは違い、小さくてとても便利なCoineyの魅力を少しでも多くお伝えできるように日々意識し、対応させていただいております。

 

お仕事の楽しさやつらさを教えてください。

仕事でつらいと思ったことはありません。 楽しいことは、多くのお客様と関わることができるところ。弊社のサービスや機能はお客様に紹介したいものばかりなので、自信を持って対応できます。

 

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プロダクトストラテジスト 久下玄さんです。 (創業メンバーさんです!)

お仕事内容を教えてください。

Coineyリーダーの設計開発から空間デザインまで。一応デザイナーだったりします。 その他にもいろいろいろいろ…一番この会社で何やってるか分からないと思います(笑)

 

創業メンバーということですが、なぜ、コイニーにジョインしたのでしょうか?

佐俣と会ったときに、大丈夫かなっていう思いと面白いなっていう思いがあって…人で決めました。 ものを作るのって、お金も時間もすごくかかるし、そんなに簡単に電気製品の量産ってできないんです。しかし、佐俣はそのリスクをサラッと背負って(分からないから言ってたと思うんですけど)、覚悟ある女性が出てきた、これは面白いなと思って。

 

Coineyの機能のここがいいを教えてください。

サインレス機能です! ユーザーが使うときにかなり便利な機能。 便利って一番いいと思うんですよ。

 

事業を立ち上げての想い、成功の理由を教えてください。

今まで失敗したことって山ほどあるんです。 笑えない失敗も多くて…お金を扱う仕事なので、小さな失敗が大きな失敗に繋がります。 ただ、佐俣を見てても思うんですけど、山あり谷あり色々あっても、本当に今の状況分かってるのかな? って思うぐらいくらいついてやってました。ひたすら諦めないっていうのが一番大事だと思います。

 

突撃インタビューにご協力いただきありがとうございました!

 

コイニーさんを取材させていただき感じたこと。

それは、インターネット・ものづくり・金融サービスをやっているのに、会社も働く人々も、サービスも全て人間味があって、温かさがあるということです!

Coineyを使えば便利! というだけでなく、使っていて心地がいい、そっと生活に人々に寄りそうようなサービスだと思いますし、だからこそ、Coineyが支持されるのではないかと思います。

 

 

今後も、コイニーさんが、便利さと温かさを世の中に広めてくれるといいですね。

 

 

 

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