• 2014/4/1

スマホへのシフト。「ワイモバイル」も追い風になるか!

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スマホへのシフト。「ワイモバイル」も追い風になるか!
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スマホへのシフト。「ワイモバイル」も追い風になるか!

 

ニールセンのインターネット利用調査で、PCカらスマホへのシフトが鮮明に

インターネット調査のニールセンは3月26日、2014年2月のスマートフォンとPCでのインターネット視聴率データから、インターネットサービス利用のスマートフォンへのシフトの状況を分析し、結果を発表した。20代を中心に、オンラインショッピングや動画サイトの閲覧などで、ユーザーがスマートフォンにシフトする傾向が見えたという。

元となった調査データは、同社のメディア視聴行動分析のうち、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetViewと、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetViewの2月のデータ。今回は、各種サービスの利用がPCからスマートフォンにシフトしている状況を分析するため、各スクリーンからリーチしている規模(利用者数)を指標として分析した。

 

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2014年2月 各スクリーンからのインターネット利用者数(ニールセン提供)

上図に示されているのは、2014年2月における各スクリーンからのインターネット利用者数比較。全体の利用者数は、PCからが5237万人、スマートフォンから(アプリの利用とウェブサイトの訪問の両方を含む)が3874万人と、スマートフォンのインターネットサービス利用者数はPCのインターネットサービス利用者数に対して74%の規模に拡大した。

20代や30代では、既にスマートフォンからのインターネットサービス利用者数がPCを上回っており、20代ではPCからの利用者数の約2倍になっていた。カテゴリごとにみると、半数を超える8カテゴリでスマートフォンからの利用者数がPCの利用者数を上回っていた。

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「オンラインモール」および「ビデオと映画」カテゴリ 利用者数トレンド(ニールセン提供)

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楽天市場およびAmazon 利用者数トレンド(ニールセン提供)

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YouTubeおよびniwango 利用者数トレンド(ニールセン提供)

インターネットサービスのカテゴリ別にみると、全15カテゴリのうち、8カテゴリでスマートフォンからの利用者数がPCの利用者数を上回っていた。各スクリーンからの利用者数が平均で100万人を超えるサイトでは、全403サイトのうち60%以上のサイトでスマートフォンからの利用者数がPCからの利用者数を超えていた。利用者の多いサイトほどスマートフォンシフトが進んでいることが分かる。「オンラインモール」と「ビデオと映画」カテゴリは、2月に入り、PCからとスマートフォンからの利用者数がほぼ同数になっていた。「楽天市場」は2013年12月時点でスマートフォンからの利用者が上回り、「Amazon」「YouTube」「ニコニコ動画」では、2月がスマートフォンからの利用者数がPCからの利用者数を上回る転換点となっていた。

 

携帯電話事業に参入する「ワイモバイル」

3月27日、ヤフーは、イー・アクセスを6月2日付けで買収し、携帯電話事業に参入すると発表した。新社名は「ワイモバイル株式会社」。

6月1日にイー・アクセスとウィルコムが合併する予定で、その合併を前提とした上で、合併翌日の6月2日、存続会社であるイー・アクセスの株式をヤフーが取得する。設立される新社名は「ワイモバイル(Y!mobile)」買収額は3240億円。

買収のきっかけは「ヤフーの成長の伸びのほとんどがスマホと言えるようになった今、普及を加速させたほうがいいと考え、イー・モバイルとウィルコムの合併会社を売ってくれないかと持ちかけた」と宮坂氏は語り、ヤフーからの提案だったとする。スマホに注力していくということは、今まで、ウィルコムが大部分PHSでスマホはオマケ。イーモバイルはルーターが大部分でスマホはオマケ。だったのが、スマホが大部分でその他はオマケ、に変化していくということだろうか。(ウィルコムとイーモバイルのサービスについては、今後も継続するそうですが)

Y!mobileではiPhoneを扱わず、主力はAndroidになるという。検索などの分野では、Androidをリードするグーグルはヤフーの競合と言えるが、宮坂氏は「バッティングして(ヤフーのやりたいことが)何もできないとは思っていない」と述べた。

 

新会社で目指す基本理念として宮坂氏は、インターネットで人々が発信力を得たことなどに触れつつ、タブレットのようなデバイスはまだ行き渡っておらず「インターネットの楽しさ・便利さをみんなの手元に届けたい」と説明。「音声中心ではなく全ての人に向けて、日本で初めてインターネットにフォーカスしたキャリアになる。第4のキャリアやテレコムカンパニーではなく、インターネットカンパニーを目指す」と力強く語った。

そしてインターネットカンパニーとして、ネットサービスが主力となり、サービスをゼロベースで見直し、サービス体系・料金体系を極力シンプルにするとした。一方、同じくインターネットカンパニーを標榜するソフトバンクとの違いについては、「Yahoo!というサービスが一番大きい」と説明。通信事業者としては小規模でも、Webサービスをはじめ、複数の事業を展開していることがユニークな点になるとの見方を示す。

 

 

ワイモバイルが本格的に参入すると、ますますスマートフォンへのシフトが強まりそうです。

 

 

 

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